【鹿児島市】戦時中は空襲を避けるため市役所が移転し、書類の保管や業務も行なっていた場所が現在も存在しています!
私たちが生きていく上で欠かせない「水」。
その大切な水の配水池が、鹿児島市西坂元町にあります。坂元町というだけあり、10号線の大滝町あたりから坂を登ると、この「上之原配水池」が出てきます。
大正4年(1915年)9月に、水道の創設工事が起工され、大正8年11月にこの西坂元町の上之原配水池で一部通水を開始し、そのことを記念して「上水道記念碑」が建てられました。
現代の水道はここから始まったんですね。
この記念碑の隣には1918年に完成したこのトンネルがあり、上水道を整備する水源池工事のために造られました。戦時中は空襲を避けるため市役所が移転し、書類の保管や業務を行っていたそうです。
車両が通ることはできず、人や自転車がやっと通れるくらいのトンネルがあります。
もちろん通行可能なトンネルとなっていますが、水道管の管理用通路となっているため通行には十分気をつけてください。
配水池があるこの場所からは桜島が目の前に見えます。桜の木がたくさん植えてあったので、春になるととってもきれいな景色が見れそうです♪
鹿児島の水道の歩みをぜひ見学してみてください。
上之原配水池はこちら↓