【鹿児島市】日本初の洋式紡績工場を作った跡地は、国の史跡に指定されていて記念碑が建てられています。周辺は明治遺産の数々を見ることができます。
鹿児島市から姶良市方面へ向かう途中にある、磯海水浴場前を走っていると左手側に記念碑が見えてきます。
島津家第29代当主忠義が、日本初の洋式紡績工場を作った跡地となっています。
慶応3年(1867年)ここに鹿児島紡績所が操業しました。イギリスから輸入した蒸気機関と紡績機械を使って大量生産する、日本における産業革命の起点ともいえる工場施設でした。
英国の技術を導入してからは、高品質な織物を大量生産できるようになり、その技術は全国に広がっていったそうです。
この紡績所跡地は「鹿児島紡績所跡」として国の史跡に指定されています。
石碑近くには、産業国家日本の原点、日本初の工場群「集成館」を時空を超えて体験できる「VRスポット」が設置されていて、携帯電話でQRコードを読み込むとVR体験ができるアプリが表示されます。
石碑のすぐ近くには、桜島を一望できる撮影スポットがあり、目の前は遮るものがないので絶景を楽しむことができます!
鹿児島の歴史スポットとして、足を運んでみてはいかがでしょうか。
鹿児島紡績所跡はこのあたり↓(セブンイレブン鹿児島仙巌園前店の駐車場が利用可能)